アイビスペイント初心者の方へ【超基本的な色塗りのコツを伝授！】

初めてペイントソフトを使う人にとっては、右も左もわからず使い方が？なことがあります。

 

沢山並べられたボタンや色塗りの仕方、レイヤーの意味も知らなければ、難しく感じることもあるでしょう。

 

「もういいや」と投げ出してしまう前に、簡単な色塗りのコツをマスターしましょう。

 

 

アイビスペイントで行う基本的な色塗りのコツ

ここでは、超基本的な色塗りのコツを説明します。

 

まず、筆やペンで丸を描いたとしましょう。

 

 

①丸い枠を書いたら、塗りつぶしたい色をパレットの中から選びます。

 

②左側の「塗りつぶしボタン」を選びます。

 

③その状態のまま、丸い枠の中をタップします。

 

④そうすると、丸い枠の中が赤色に塗りつぶされました。

 

 

続いて、三角形を追加してみましょう。

 

⑤三角形を丸の下に描きます。

 

 

 

⑥カラーパレットの中から黄色を選びます。

 

⑦黄色を選んだら、左側の「塗りつぶしボタン」が選択されたままで、三角の中をタップします。

 

すると、三角形が黄色で塗りつぶされました。

 

 

 

アイビスペイント初心者必見！色塗りの基本とコツについて

 

 

 

イラスト描きが全くの初心者であれば、レイヤーの言葉を初めて聞く方もいるでしょう。

 

レイヤーを含めた基本的な色塗りのコツをまとめました。

 

 

レイヤーとは何か？ 色塗り用のレイヤーをわざわざ作る理由は？

レイヤーとは、イラストを描くための「透明な層」のようなものです。

 

その「透明な層」へ何枚かに分けて、イラストを描いていきます。

 

「枠を描く層」、「色塗りの層」などをそれぞれ作ってまとめて見ると、一枚のイラストに見えるようになっています。

 

基本的にイラストは、枠線とは別に「色塗り用のレイヤー」を作ります。

 

なぜ「色塗り用のレイヤー」を作るのかというと、色が混ざらないようにするためです。

 

枠線とは別の層に色塗りをすれば、枠線を気にせずに色塗りができるからです。

 

 

①まず、適当に人間を書いてみます。

 

ここでは、黒いペンで人間の輪郭と顔を書いてみました。

 

 

次に人間に色を塗りたいので、レイヤー画面を出します。

 

②右下の「1」と書かれた右から2番目のボタンをタップすると、レイヤー画面が開きます。

 

 

 

②レイヤー画面が開いたら、色を塗るレイヤーを作ります。

 

③レイヤー画面の左下にカメラマークなどが5つ並んでいるボタンの中から、一番左の「+」ボタンをタップします。

 

④すると、レイヤーが一つ増えて、「レイヤー２」が作成されます。

 

 

 

⑤「レイヤー２」ができたら、人間の絵が描かれている枠をすぐ下の「レイヤー１」へドラッグします。

 

※つまり、レイヤー１と２の場所を入れ替えます。

 

※入れ替えると、枠線の下の層に「色塗りの層」が出来上がり、黒い線を気にせずに色塗りができるからです。

 

 

 

⑥もう一度右下の「1」のレイヤーボタンを押すとイラストを描ける画面に戻れます。

 

⑦左側のブラシボタンを選択します。

  

⑧カラーパレットから、ここでは肌色を選んで人間の枠の中を塗っていきます。

　　

※黒い枠線ギリギリに塗れば、黒い枠からはみ出さずに塗ることができます。

 

 

⑨レイヤーを分けてから色を塗っているので、黒い線が歪んだりにじんだりすることがありません。

 

⑩少し塗り残しがありますが、今回は、肌色をすべての面に塗って完成しました。

 

 

基本的な塗り方のコツをご紹介しました。

 

イラストの色塗りは奥が深く、何層にも色を重ねたり、色をにじませたりとテクニックは沢山あります。

 

ですが、端的にざっくりとイラストを描きたいだけなら、レイヤーの順番を気をつけたりするだけで簡単に可愛いイラストが描ける人もいます。

 

イラスト次第ですが、アイビスペイントでも基本的なことの理解があれば、徐々に難しい操作やテクニックも学んでいけるはずです。